北海道旅行
2008.8.17〜20

夏休みに、北海道へ行って来ました!!

久し振りの今回のお出かけは、クラブ・ツーリズム「でっかい北海道 大自然体験 4日間」のバスツアーです。

グルメ料理目的ではなく、ファミリー向けの動物とのふれあいや自然体験をメインとしたツアーです。
道央、道東を周るコースで、バスでかなりの距離を移動する旅行となります。

               

Hokkaido

8月17日(1日目)

羽田 9:15発 JAL 4503便で出発しました。
飛行機は臨時便との事でB747ではなく、なんと ダグラスMD-90型 2+3席でやや狭かったです。10:45 新千歳へ無事到着。天気は快晴。湿度が低くとてもさわやかです。気温25℃くらい。

早速バスに乗り、まず向かったのは、旭川市の「旭山動物園」です。
新千歳から高速で約2時間。バスの中で海鮮系のお弁当を食べました。この旅では1〜2時間の移動が多く、かなりバスに乗りました。予想はしていましたがとても広いです北海道。

移動中の景色はさすが北海道という感じでとても雄大です。

有名な旭山動物園ですが、オリや水槽の様々な工夫で、噂どおり「活き活き動いている動物たち」が演出されています。でも白クマは、ちょうど食事時間直後であった為、水中で活動している所は見られませんでした。また今年6月にオープンした「オオカミの森」では思いっきり3匹が寝てました。見た目はその辺の犬の昼寝です。アザラシの円柱型水槽や、ペンギンのトンネル型の水槽は本当に綺麗でしたね。まさに活き活きと泳いでました。日曜日の為か人の数もかなり多かったです。ここはそれ程大きな動物園ではないのですが時間が決められていますので全ては見れませんでした。最近はここを目的に北海道へ来る人が多いのではないでしょうか。




次は、上川町の「熊牧場」です。飼われているオリのヒグマにエサをあげるのですが、野生心をすっかり忘れてしまったのか可愛いしぐさをしていました。でもこの巨体に森で遭遇したらと思うと恐ろしいです。爪が人の指くらいあります。



次は「層雲峡」をバスから見学しました。岩の崖が連続している景色です。岩にいろいろな名前が付いているとの事。バスツアーならではで、ガイドさんがひとつひとつ解説してくれました。まぁ停まって見る程のものでは無いです。

次は「銀河の滝と流星の滝」。ダイナミックに流れる二本の滝 で有名だそうです。ただの二つの綺麗な滝でした。一応大自然のひとつという事でしょうか。近くの石狩川に流れています。

そしてまたしばらくバスに乗って、7:30頃にやっと1日目のホテル「温根湯温泉 大江本家」へ到着。ひっそりとした温泉のやや古めのホテルでした。食事はまぁまぁ。海鮮系ではななくちょとガッカリです。久し振りに温泉へつかりました。




8月18日(2日目)

天気は快晴です。
最初は、温根湯温泉近くの「北きつね牧場」できつねとのふれあいです。広い敷地にたくさんのきつねがいました。光るものを付けていると、くわえてもっていかれるそうです。飛んだり跳ねたりしていて、一緒に写真を撮るのが大変でした。可愛いかったです。


次は、北見市で「マイナス35℃の体験」
観光施設ではなく、水産加工会社の業務用冷凍庫での体験でした。写真はありません。ジャンバーを着て、濡れたタオルを持っていざ入室!みるみるうちにタオルが凍って、寒さが襲ってきました。約1分くらいで退出しました。ここの冬はハンパではなさそうです。


そして次は網走の「シマリス公園」。今度はリスです。施設の規模は小さいですが可愛いリスとふれあってきました。あまりにも可愛く手頃な大きさなのでおみやげに持って帰りたい感じでしたね。ひまわりの種より、米を良く食べてました。


今度は、カニとのふれあい? 網走のオホーツク海に面した「入丸水産」でイクラ丼のお昼を食べました。あとここでは冷凍にしていないカニの試食と、子供が生きているカニに触ってきました。試食のカニですが、私撮影に夢中で食べ損ねてしまいました。カミさんいわく超おいしかったとの事です。残念。
この場所で、初めてオホーツク海を見ました。冬は流氷に覆われるとの事です。海の奥はロシアでしょうか。


次は自然編で、網走からやや東にある「小清水原生花園」です。天然のお花畑 との事です。
はまなすの花がポツポツ咲いていましたが、ここはそれよりも、オホーツク海に面した「日本の果て」的なロケーションが良かったです。遠くに知床半島が見え、反対側は果てしなく続く原生林で、ここ日本?というような場所でした。実際ここは日本の北の果てにかなり近い場所です。

そしてバスは更に果てを目指します。知床半島のオホーツク海側をひた走り、次に到着したのが「オシンコシンの滝」。知床の名瀑です。ま、きれいでした。
ここまで来ても、関東ナンバーのツーリングバイクや、サイクルキャンパーを良く見かけます。かつての自分を思い出しますね。

更に奥へ移動。「ウトロ港」に到着。ここで観光船に乗りました。船から1時間ほど知床半島の断崖絶壁を見学しました。昔は断崖で道路が無く、知床の奥地へは船で行くか、流氷の上を歩いて行くしかなかったそうです。まさに陸の孤島。

やがて今回の旅行で最も北海道の右上奥となります「知床五湖」に到着しました。知床半島の半分くらいの位置にあり、途中や周りは全くひと気の無い所です。野生の鹿もかなり見かけました。その名の通り、一湖から五湖まで五つの湖があります。40分ほど山道を歩いて一湖と二湖を見てきました。「熊出没注意」の表示がありますが、ここでは飾りではなく本当に注意が必要です。実際、三〜五湖は熊が出るので立ち入り禁止になってました。ここの二湖で思いがけなく良いパノラマ写真を撮る事ができました。ここまで来た甲斐がありました。           知床二湖

そして、約2時間の移動で7:00頃にやっと2日目のホテル、上川郡の川湯温泉「名湯の森ホテルきたふくろう」へ到着。移動中の景色は北海道らしい水平線まで続く直線道路が多くなりました。野生のきつねを見かけました。夕食後に「スターウォッチング」が予定されていましたが天候が悪く中止となってしまいました。


8月19日(3日目)

この日の天気は、朝は一応晴れ、のちに雲りとなりました。
最初の観光地は「屈斜路湖」です。クッシーで有名?
この湖は「砂湯」といいまして、湖畔の砂浜を掘ると温かい温泉が出てくる珍しい場所です。  屈斜路湖のパノラマ




次も湖です。霧で有名な「摩周湖」
ここはかなり山を登った山頂付近の湖です。なので霧が発生しやすいのでしょうかね。途中の急な山道を自転車が頑張って登ってました。
そして湖が見えたかというと・・・見えました。天気は曇りでしたが霧の発生はありませんでした。餌付けされた野生のリスがいました。子供は湖より、リスに夢中で餌をやってました。







そして次は弟子屈の「渡辺体験牧場」
まずは牛の乳搾り。うちは初体験でおっかなビックリしながら結構喜んでやってました。私は撮影の為?やりませんでした。下の子が牛の足で蹴られそうになりました。でも何とかギュー。1頭で1日50リットルくらい出るそうです。殺菌した?濃い牛乳を試飲しました。

次は、トラクターで大草原の農場見学。「あの山のふもとまでうちの牧場です。」本当に広〜いですね〜。350円/坪 との事。冬は当然ですが一面雪で真っ白になり何もできなくなるとの事。

そして次はバターとアイスクリーム作り。しくみは全く分かりません。係りの人の説明に従って容器を振ったり、回したりして完成しました。夢中で作りましたがこちらも濃いバターと濃いアイスクリームが完成しておいしかったです。
ここのオーナー渡辺さん?結構面白い人でした。



そしてまた移動。途中で昼食を取り、「阿寒湖」へ。

かなり天気が怪しくなりました。雨もポツポツ。
モーターボートでクルーズしました。ここはマリモ・・・より最近は、まりもっこり で有名ですかね。さすがその聖地でお土産屋にグッズがたくさん売ってました。いつから有名になったんでしょうか。私は最近知りました。昔から疑問に思ってましたが天然記念物のマリモが土産屋に売ってるのが不思議です。未だ不明。



また長いバス移動です。途中、足寄で松山千春の友人が経営する土産屋へ寄りました。到着したら、どこかの子供が「松山千春って男なん?」そして次は、日本で一番広い牧場「ナイタイ高原牧場」へ。
到着のしばらく前から敷地に入っているのですが、牛が野生かと思うような状態で放牧されています。相当広そうです。しかし高原の目的地に到着すると、雲の中に入ってしまったようでご覧の通り真っ白。本来なら超広い高原牧場の絶景が見る事ができたはずでしたので非常に残念でした。ま、これも大自然。

3日目のホテルは 糠平(ぬかびら)温泉 糠平館 観光ホテル」で、やや早目の6:30に到着。ここの食事は、ほたてづくしと石狩鍋で結構充実していました。




8月20日(4日目)

この日の朝は「熱気球で空中散歩」が予定されていましたが、こちらも天候不良で中止となってしまいました。んー・・・天候不良が悔やまれます。気を取り直して、今日は富良野へ行きます。
また長時間のバスの移動で上富良野の「フラワーランドかみふらの」へ到着しました。ラベンダーの時期は終わっていましたが、高台の広い花の公園できれいでした。パノラマを撮ってみましたがやはり空が青くないといまひとつですね。  かみふらのパノラマ



この日のお昼は「ジンギスカン」です。
ドライブインでのものでしたがまぁまぁおいしかったです。

とうもろこしを買いました。 え、これでゆでてあるの?
白い生のようなとうもろこし「ピュアホワイト」を買ってみました。めちゃくちゃ甘いとの事です・・・・ホントに甘くておいしかったです。

あと定番のジャガバタ。 雰囲気的においしかったです。





次は美瑛です。行った場所の詳細は不明(マイルドセブンの木?)ですが、私はこの北海道のいかにもっていう景色をひそかに期待していました。でも何せ曇り・・・この日だけは晴れてくれ〜と思ってましたが曇りです。しかもご覧のように上着を着ないと寒いくらいです。
 一応、パッチワークのような美瑛の丘   美瑛のパノラマ




このツアー色々凝ってます。次はこの美瑛から富良野まで「観光列車ノロッコ号」に乗りました。美瑛の美馬牛駅から富良野まで、ラベンダーが咲き乱れる(7月だったら)富良野盆地を見ながら乗車しました。この列車は写真では分かりにくいですが、トロッコ風の普通の大きさの車体で普通の線路を走る車両です。スピードも普通ですが景色が良い場所は減速してくれます。天気が良ければ大きな窓を開け放ってオープンカースタイルになる列車です。


いよいよ、この富良野でこの旅行もおしまいです。最後のバスの長旅で千歳を目指し帰路につきました。



今回もバスツアーにしてみましたが、とにかくバスに乗っていた時間が長かった旅行でした。地図ではほんのわずかな距離に見えますが、移動するたびに1〜2時間乗ります。でも本当にたくさんの大自然と、たくさんの動物たちに触れ合うことができて、ほぼ期待通り?の楽しい旅行となりました。また、バスツアーにした最大の理由の、ガイドさんのたくさんの貴重な話を聞くことができて北海道の素晴らしさをより体感する事ができました。 とにかく広いです北海道!

 新千歳  21:00発 JAL 548便で帰って来ました。
帰りは B747でした。      次回はもっと晴れるといいなぁ・・・


北海道
2008.8

North big Nature   All Photo by GunmaU