突然ですが!! 
2008年 1月度の自動車販売ランキングに、群馬Uが独断と偏見でコメントします。

ランキングは日本自動車販売協会連合会の発表によるものです。
いろいろ、ご批判や誤りもあるでしょうが、あくまでも群馬Uの個人的コメントです。悪しからず。
順位 車名 メーカー 群馬U的なコメント
フィット ホンダ 空前の世界的ヒットとなったホンダの稼ぎガシラ、フィット。街でたくさん見かけますね。この車の成功要因はやはりデザインでしょう。好燃費、燃料タンクのレイアウトの工夫による収納量が多い・・などの好ポイントが確かに多いですが、やはりあの万人向けの歴史的?好デザインが大好評のようですね。発売当時、私も「久々にカッコいい小型車が出たな」と思いました。若干乗り心地が悪い(ホンダのスポーティテイストでやや硬めのサス)との噂がありますが、カッコ良さでカバーされているようです。
07年10月キープコンセプトのモデルチェンジで更に勢いが付きましたね。しばらくカローラに負けていましたが1月は2位を大きく引き離しています。モデルチェンジ後もまだやや硬めのサスであるとの事です。
カローラ トヨタ わたし的に自動車業界の七不思議のひとつとなっているのが、このカローラの順位です。いくらファミリーのスパシオ、フィールダー、ルミオン・・・を含んでいるとはいえ、数年前まで40年近く連続1位というのは未だ信じられません。カローラってそんなに街で見かけます??不思議だぁ。
調べたら、セダンと、フィールダーでそれぞれ約半分ずつの割合です。ルミオンが売れだせば、また1位に復活するでしょう。でもファミリーで計上するのって変じゃないですかね。ライバルサニーはとっくに消えてしまいました。小型車カローラは40年間少しずつ成長を続け、いつのまにか全副が5ナンバーいっぱいの1695mmになってました。車名がトヨタアクシオになるのも近いでしょうね。
ヴィッツ トヨタ この車も世界的ヒット車です。この車の初代発売で、リッターカーの歴史が変わりましたね。あの初代発売直前当時、いわゆるスターレットや、マーチ、シティ・・の老舗リッターカーが販売頭打ちで小型車が売れない時代でした。そこへ革命的なデザインでリッターカーの新しい時代を作ったのがこのヴィッツです。さすがのトヨタもこの打開策には外国人デザイナーに頼んだみたいです。発売時はビックリしました。リアの極端なショートデッキ、センターメータ方式の未来的インパネ。個性の強いデザインは大ハズレする危険性があるのでトヨタも発売時ドキドキだったんじゃないですかね。私の第一印象は「うしろが変な車〜これで売れるの?」でも市場には大ウケしました。おかげで現在のリッターカーマーケットがイタズラに背を高くしたデザインではなく個性的な車であふれにぎやかになって良かったです。燃費も軽同等以上が普通になりました。初代型を代車で乗りましたが非常に良く出来てます。乗り心地も良かったです。
セレナ 日産 1月の2リッタークラス5ナンバー標準ミニバンではトップです。そして2007年度のミニバンナンバー1(by日産調べ)。テップワゴンの欄でも触れますが、何だカンダ言っても消費者には、個性的デサインやスポーティなサスより、無難な標準的全高の標準的デザインで、普通の装備、普通のソフト系の乗り心地のほうがウケるようです。普通に視界の良さや広さ、経済性などのアピールが良いみたいです。 新車効果が薄れてきたノアシリーズをマイナーチェンジ効果でまた追い抜けたのは、やはり、「怒って」いない「普通」の顔のデザインだと思います。マイナーチェンジでやや鋭い顔になりましたが大丈夫かな?
ボクシー トヨタ ノアと共に新車効果が薄れてきてセレナに抜かれてしまいました。顔が怒ってますよね〜。先代は、一般向けのノアに対するストリート系の若パパ向けデザインで、ノアより若干ランクが下でしたが、今回は、発売以来ノアより常時上位です。センターメーター好きですか? 
デミオ マツダ イメージカラー、グリーンですか〜。かなりマルっこくなりましたね。ヨーロッパ色が濃い車です。プジョー206を意識してる? 先代もそうですが中身はすごく良くできているみたいです。車の基本、軽量化により燃費の向上を果たしてるとの事。この車にがんばってもらわないとマツダさんきついんじゃないですかね。デミオー、ガンバレ〜。
ノート 日産 この車、あまり特徴ないですね〜。コメントが思い浮かびません。デザインも普通ですね。その普通さが良いのでしょう。上位常連です。
プリウス トヨタ ハイブリット車が10位以内に入ってるなんてすごいです。ハイブリッド車がもう特殊な車ではない時代になったんですね。ガソリンの値段が高騰しているのも大きな要因であると思いますが、1つ提案。違うデザインの兄弟車を作ってみてはいかがでしょうか?ハイブリッドは良いけどあのデザインが・・という方意外と多いのでは。とにかく地球の為にどんどん普及させてください。 この車の成功ポイントはやはり専用車にしてアピールした事でしょうか? ほぼ同燃費のシビックハイブリッドは全く知られてませんね。でもプリウス以外のハイブリットって何であんなにメチャクチャ高いんでしょうね。実質燃費は20km/Lくらいだそうです。
ノア トヨタ ノアもかなり顔が怒ってますねぇ。車で怒っちゃいけません。目が一重まぶたがノアで、二重がボクシーと覚えましょう。やや個性的過ぎるデザインでセレナに負けてる?広くて新しくて良くできてるのにね。でも良く考えたら、ノア+ボクシーでセレナなんてブチ抜きなんですよね。新型バルブマチックエンジが非常に興味深いです。
10 パッソ トヨタ トヨタ最小プチトヨタ。一見、何だ昔のデザインの普通の2BOXかと思いましたが、よーく見ると意外と凝ってます。タイヤを限りなく4隅へ配置し、その不自然さをフェンダーの大きい張り出しで逆に強調してうまく処理しています。全副が意外と有りそう。本家ダイハツのブーンとこれだけ販売台数が違うのは、やはりトヨタのネームバリューでしょうか。広告規模の差もありますね。同じ車なんですけどね〜。
11 ラクティス トヨタ 初代は「〜カーゴ」の名前から荷物の積載性能を重視していましたが、個性的な小型車が多い中、今回は「荷物はいいから背の高い広い小型車にしてくれ」に答えた感じですね。意外と値段します。
12 エスティマ トヨタ ミドルクラスミニバンのナンバーワン車。1990年、この車の発売は現在のミニバンブームの大きな礎になりました。それまでのこのカテゴリーは、オジさんイメージの1BOXカーと言われていて、いわゆるキャブオーバー(前輪とエンジンが運転席の下にあるレイアウト。セダンから乗り換えるとハンドル操作に違和感あり)が全盛でしたので、そんな中であの超未来的デザイン、運転席をセダン並みに後ろへ移動したレイアウト、3ナンバーボディ、しかもミッドシップ!! どれもをとっても当時の常識破りでかなりインパクトがありましたね・・。 というのはウソで、あの頃私、今のミニバンブームが来るなんて思ってなかったら全く興味ありませんでした。あとからその事実を知りビックリした次第です。今でこそFFになってノアとアルファードの隙間を埋めるミドルクラスミニバンですが、いまだそのデザインの斬新さはすごいものを感じます。個性派デザインですが正直カッコいいです。この1月はこの順位ですが、過去例月は、5位前後の常連です。
13 ティーダ 日産 コンパクト ミーツ ラグジュアリーでコンパクトカーをシフトする。小型車にも高級感を導入したのは新しい発想でした。小さい=安いのイメージを変えた車ですね。コンパクトでも新しいカテゴリーです。値段がそれほど高くないのもいいです。調べてみたら「シーマ並みの室内の広さ」だって。顔はどう見てもルノー(メガーヌ)の影響を受けてます。セダンバリエーションのラティオを含んでいるようですが、世界で一番売れてる日産車だそうです。  他社のプレミアムコンパクトではマツダのベリーサや、トヨタ ブレイドがそーです。この時代ならもう少しにぎやかなマーケットになってもいい気がしますが。
14 ステップワゴン ホンダ セレナとほぼ同時期に発売され、低床化低重心によるハンドリングの良さ、全高を下げたデザインをアピールした戦略が消費者にどう評価されるかを注目していました。結果はいまひとつでしたね。顔の好みもありますが、「ハンドリングはどうでも良い、もっと普通に背高にしてくれ、スポーティさは外観だけでいいよ」との評価になった??かな? 床も低くなったのですが、天井だけが低くなって小さくなったイメージになってしまったようです。ホンダのミニバン低床化プロジェクトは、オデッセイ、エリシオン、ストリームの順位を見ても成功したとは言えないでしょう。でも、ホンダってどういう訳か「普通」が許されないメーカですね。「ホンダなら何かやってくれる」という期待をいつも持たれ、期待に答えようと奇抜な車を出し、大ウケするか全く売れないかの極端な結果になる。可愛そうです。
15 スイフト スズキ フィット、ビッツと何が違うのか? やはり最近のリッターカーの割には奇抜さに乏しいデザインですかね。この車も中身はしっかり良くできているようですので残念です。良く見るとヘッドライトなんですごく凝ってるんですよ。世界的には売れているのかな。
16 キューブ 日産 マイナーチェンジ前は上位常連だったのに、ここまで落ちてしまったのはマイナーチェンジで顔が変になってからだと思います。顔のデザインで本当に大事ですね。ドアや側面の垂直度からすると中はとても広そうです。リアドアの非対称デザインは見事です。
17 マークX トヨタ トヨタはどうしてもセダンを売りたいようですね。この車の発売にはトヨタの意地がかなり感じられました。全てではなく一部だけ名前を変えた販売戦略(後ろにくっつける手法は結構ある)には関心しました。伝統を守りつつ、新しいインパクトを与える戦略はさすがです。この車、発売当時はいわゆる「カッコわる〜 でも、だんだん目が慣れてきて、最近、なんかカッコいいじゃん」のパターンの車でした。この時代、セダンでこの順位は立派です。最近になってきてマジカッコ良いです。マークX!
18 マーチ 日産 斜めうしろ辺りからよ〜く見ると、非常に良く考えてデザインされた車であるというのが分かります。ヒップラインから前フェンダーへ続くキャラクターラインが意外と強力で、リアドアの凹凸はかなり深いです。リアガラスからトランクへの丸みも単純ではなく微妙な異曲線が混ざっていて、ビートルをイメージさせたり・・・さすが10年スパン車のデザインは良く考えられています。ヒゲグリルも今や小型日産のカオですね。
19 ウィッシュ トヨタ 打倒、初代ストリームで開発された車です。初代ストリームと全長、全幅、全高が1mm狂わず同じっていうのがトヨタのイヤミ・・ではなく意地ですかね。うちも、アイシスが発売されなかったら買っていた車です。確かにデザインをはじめ良く出来たパッケージングです。いまや日本の標準ファミリーカーの代表です。発売から約2、3年ずっと10位以内に入ってたんじゃないですかね。モデルチェンジ末期でこの順位、大したもんです。アイシス同様マイナートラブルが多いようです。コンパクトカーとノアの間を埋める隙間車種が大成功した例ですね。
20 クラウン トヨタ ミニバン、小型車ブームの中、高級セダンをここまで売るのはすごいですね。しかも、モデルチェンジ末期に。(2月に新型登場)マークX同様トヨタの意地を感じます。フーガと何がちがうんでしょうかね。あまり興味が無く、調査もしていないのでこれ以上コメントはありません。おそらく、お得意様の御用達で「また今度もクラウンでいいよ」で売っているのでしょう。
みなさんお気付きでしょうか?今街を走っている国産セダンの約7〜8割がトヨタです。
21 ストリーム ホンダ おー!こんな所にいたんですねストリーム。ご存知、この車の歴史はちょっと悲しいです。初代は発売後すぐに爆発的に売れて絶好調だったのに、ウィッシュの登場で全て客をもっていかれ撃沈されてしまいました。いわゆる1.8Lクラスで普通の4人家族が、安価で普通に乗れて、荷物は普通に積める普通の車。従来のファミリーセダンに替わる現代の標準ファミリーカーのジャンルを作った車です。打倒ウィッシュ?で発売されたこの2代目のランキングを発売当初から注目していましたが、たしか発売後、2ヶ月くらいウィッシュを抜きましたがそれ以後は勝てませんでしたね。ウィッシュがモデルチェンジ末期ですが未だ勝てません。ウィッシュってすごいです。
22 アルファード トヨタ トヨタのハイエンドLクラス高級ミニバン(ミニは要らない!?)本当に大きい車ですね。フラッグシップ車がこの順位にいるのもすごいです。購入しやすい2.4Lの存在が大きく影響しているのでしょうか。先代のレジアスを5ナンバー枠にとどめた為にエルグランドに大負けした反省で、今回は目いっぱい大きくなり全幅最大1830。全高1935 デカッ。結構街で見かけますね。
23 ハリヤー トヨタ この車がこの順位にいるのが不思議です。最近マイナーチェンジした? 改めて過去の順位を調べてみたら、この車すごいです。過去1年、25〜30位に安定してランクインしていました。ミニバンは要らいないが、背の高い広い高級車が良いという方が多いのですかね。初代のコピー「ワイルド・バット・フォーマル」ちょと意味が違いますが日本版レンジローバ的な車ですね。都会的高級SUVってとこかな。全く正反対なキャラクターをコラボして生まれた車です。しっかしいろいろジャンルを作りますねトヨタ。SUVですけと意外と2WDが売れたりしてるんですよね。あと、トヨタはSUVのラインナップもかなり充実してます。ほかにランクル200、プラド、サーフ、ヴァンガード、RAV4、ラッシュ。スゲー。
24 エクストレイル 日産 フルモデルチェンジ効果で、日産のSUV車が圏内にランクイン。先代とキープコンセプトで変わった印象が少ないので広告では「フルモデルチェンジ!」って大きく書いてあります。SUVは本格的ではなく、このくらいがちょうど良いのではと思います。
25 プレマシー マツダ こちらもマイナーチェンジ効果で辛うじて圏内に入ったマツダのミニバン。私、デザインは割と好きですけどね〜。このクラスはアイシスもそうですが、中途半端なのです。いわゆるウィッシュ以上ノア未満クラス。5ナンバースライドドア車買うんだったら普通はフルサイズのセレナかノアを買っているという事ですね。私はこの中間サイズが好きです。ボンゴって車いつの間にか消えてました。
総評
最近はミニバンと小型車全盛のランキングです。いや〜、トヨタ車が多いですね〜。10位の中に6台がトヨタです。けっしてトヨタ愛好家ではない(どちらかといえばアンチトヨタ)ですけど、ここまでトヨタ車が多いとさすがに脱帽します。くやしいですけどトヨタのすごさを認めざるおえません。トヨタの売れている理由の1つに隙間のないラインナップが考えられます。顧客の好みが多種多様化している時代ですのでいかに車を細かく準備して顧客の好みに合わせる。隙間があればそこに新しいマーケットが必ず存在するはず。との考えでしょう。コスト的に難しいこの戦略ができるのも余力のあるトヨタならではでしょうか。隙間車種を投入⇒そこそこ台数売れる⇒儲かる⇒開発費が獲れる⇒また隙間を埋める新車種を開発できる⇒更に売れる⇒・・・良い循環が出来上がっています。でもこのまさに隙間の車「アイシス」は作りの雑さが目立ちますが・・・・。購入するのであれば新規初代車ではなくある程度の世代を重ねた主軸車種をお勧めします。マークXジオなんかはまた新しいジャンルですね。トヨタはパッケージングの良さがうまく消費者の心を捕らえています。

車ってデザインがとても大事なのですね〜。人気はやはりデザイン次第ですかね。デザインが良ければいろいろな欠点がカバーされてしまいます。メーカも分かっていますがなかなか難しいようです。人気がある=良い車 では無いんですけどね。

圏内にスバル、三菱が1台も入っていないのが寂しいですね。2007年前半は、レガシィが20位台の常連でしたが、現在は圏外が続いています。ステーションワゴンブームがすっかり去ってしまったようです。個人的には最近発売したフォレスターを高く評価(単純にデザインがカッコ良い)しており、3月あたりにフォレスターでランクインするのではと思っています。スバルはトヨタと提携したので今後の新車種展開が楽しみです。小型スポーツカーを共同開発しているなんて噂がありますね。
三菱については、デリカD5が発売当初に20位台に数ヶ月ランクインしたのみです。国内収益の基盤がeKワゴンでは三菱ちょっと心配です。各社、収益の基盤は海外のようです。

日産は、全く違った車作りをしてますね。車好きにとってはうれしい、フェアレディZ、スカイラインを積極的に販売を続けてくれてます。ゴーンさんに感謝。利益が出ているかというと??ですがうれしい限りです。長い目で考えれば目先の利益だけではないとの信念でしょうか。買ってあげて応援できないのが心苦しいです。
買う車はミニバンでも、スポーツカーを残して欲しいと願うのはわがままですね。

このままトヨタの独走を許していいのでしょうか!  他メーカさんがんばってください。

ちなみに26〜30位にも、bB、ポルテ、シエンタ、プレミオのトヨタ車が名を連ねています。 ホントすげー、トヨタ。

車って雰囲気だけで良いですよね。悪路を走るわけではないけどSUVのオフロード風がよい。峠やサーキットを走るわけではないけどスポイラー、エアロパーツ装着のスポーティー風が良い。でも乗り心地はソフトが良い。

最後に。
BMW、ベンツってどうしてあんなにデザインがよいのでしょうかね。新しいのが発売されるたびにいつも惚れ惚れします。
1つの基本デザインを熟成し続ける例は日本にはあまり有りませんね。

あと、最近、小型車が徐々に3ナンバー化しているのが気になります。  ホンダさんにも元気になってもらいたいものです・・・・・。

2008/2/27  群馬U


 ※2008/5/11臨時お知らせ。5/8にトヨタが2007年度売上げ世界一達成を発表しましたが、
  それを裏付けるかのように、4月度の新車販売ランキングがすごい事になってます。
2〜9位をトヨタ車が独占!