最近気になる車 - 2 2009/10/12
- 最近気になった自動車事情についてコメントします。
まずは、8月に公表された、シボレーの「VOLTハイブリッド」です。
発表された注目の燃費は、驚異の100km/Lです。
そして私が特に気になったのが、その驚異的な低燃費を実現したハイブリッドのしくみです。
なんと、以前に「群馬U的なハイブリッド」として私が考案した内容とほぼ同じだったからです。
エンジンを発電機としてのみ使用するハイブリッドのしくみ(シリーズハイブリッドというそうです)
をシボレー(GM)が実現し、2011年から市販開始するそうです。
トヨタもプリウスをプラグインハイブリッドとして同様なしくみを研究しているようですが、
バッテリーの容量を今の3倍にする必要があるとの事です。GM社はこの問題を克服したのでしょうか。
やはり「群馬U的なハイブリッド」システムはどこの自動車会社でも検討されていたんですね。
問題はバッテリーの容量とエンジンでの発電量、つまり、エンジンの発電量だけで走行用電力を
まかなうのが非常に難しく、常にある程度の電力をキャッシュしておく必要があると言う事のようです。
この為、発電効率の良い発電機、電力キャッシュ用の大容量バッテリーをどこに搭載するかが課題となっていたようです。
ということは、発電エンジンは不要時に止めておく余裕などなく常に起動状態となるんですね。
発表されたVOLTの燃費数値は、バッテリー満充電からの測定との事なので、実質燃費がどれくらい
少なくなるかが気になる所です。半分としても50km/L すごいです。
そう考えると・・・、日本テレビの番組「ザ!鉄腕!DASH!!」に出てくるソーラー電気自動車「だん吉」って、
本当に太陽電池だけで走ってるの??? ふとそう思いました。太陽電池ってそんなに発電量あったっけ?
いくら屋根全面にソーラーパネル載せているとはいえ、冷静に考えると・・・・無理でしょう。
調べてみました。すると走行電力のほとんどがコンセントからの充電によるものとの事です。 ナルホド。
でもテレビ見ている人は、太陽光のみで走ってると思ってますよね〜。
次は、10/9に発表された、ホンダの「ステップワゴン」です。
新聞のチラシで初めて目にしました。
第一印象は、「・・・・・・」です。
う――ん、か――なりファミリチックになりましたね〜。「大丈夫か―」
5ナンバーフルサイズワゴン激戦区で最後発となり、クラスNo1の室内高長と燃費などセールスポイントは
すごいですが、「大丈夫か―」
前作の、低床化コンセプトで全高を低くした事で室内が狭いのでは?という錯覚をまねいてしまった事を
考慮し、今回は床も低く天井も高くで相当室内は広いのではないでしょうか。
コンセプトがこれだけ変わる車も珍しいですね。
個性を出したいデザイナー、出しすぎるとビッグセールスあるが失敗の可能性もあり。無難にいくか。
どこで妥協するか。ホンダさんの苦労が目に映ります。
顔はしばらくすればすぐ慣れるでしょう。 なので売れるでしょう。 販売ランキングに注目したいと思います。
そして最後は、先日プロトが発表された、トヨタ「FT−86 Concept 」です。
みなさんも雑誌やネットで目にしたかもしれません。
細かい事はあえて説明はしませんが、「F」は富士重の意味ではないとの事です。
かなりカッコいいですね。次世代のスポーツ車という感じ。かなり完成度が高そうです。内装もこのまま出して! って感じです。
搭載されるエンジンが、EJ20系との事。 アレ、トヨタにEJってあったけ? 何か聞いた事あるなぁ、
と思った瞬間に、 アッ、スバルの水平対向エンジンか〜。 ナルホド。
この車の成功のカギは、やはり今の若者の心に響くか。ではないでしょうか。
いくら、我々のような86世代のおじさんを喜ばせても、なにせ家族持ちなので買えません。
若者の心を響かせて、どんどん買ってもらう。そして車(特にスポーツ車)の価値観を変える事ではないでしょうか。
今の価値観は、「スポーツ車は、一部のお金持ちの車好きの為の車」、「スポーツ車は、中古で買うもの」になってますね。
i-Pod接続用外部入力端子は標準装備が必須ですかね。
変えられますかね。 FT−86 Concept (市販時は名前変わるかも)
発売予定の2011年末頃が楽しみです。
今年は、初めてモーターショーに行ってみようかな。
2009/10/12 群馬U
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