最近気になる車                                   2009/1/13   
群馬Uが気になっている最近発売された小型車、 「トヨタ I Q」  「トヨタ パッソセッテ」  「スバル DEX」 について、また勝手に
言いたい放題コメントしたいと思います。実車は見てません。試乗もしてません。コマーシャルや、チラシ、自動車雑誌、メーカのWEB、
自動車紹介テレビ番組などの情報を見ただけの少ない情報での感想です。

トヨタ TQ 
昨年11月に、トヨタ(なんだかんだいってトヨタの話が多い?)から、「I Q」アイキューという車が発売されました。
数年前のモーターショーで発表されたり、自動車雑誌にいつか必ず出る市販車として良く紹介されていましたので、
発売時は「やっと出たか。」という感じでした。セールスポイントは、やはり常識破りの小ささ(全長)ですね。
細かいスペックは、他で詳しく調べられますのでここでは簡単に。エンジンは1L。全幅は最近の小型車より若干広いくらい。
全長が、2980ミリ。3mを切る事にかなりこだわったようです。幅広で寸詰まりなので一目で分かる特徴のある車です。
真横からの写真は、タイヤが車のバランスに対して大き目もあって。まるでチョロQです!  見れば見るほどチョロQだ〜!!
私が特別気になった訳は、トヨタがどうしてこの車を作ったかです。
どうやら、また「遊び」で「新しいジャンルの変わった小さい車をとりあえず作ってみました。売れたらラッキー」では無さそうです。
確かに、異常な程小回りが効いて、プリウスに極めて近い燃費、運転感覚が一般小型車と変わらない など性能面では、とても
優れているようです。
しかし本当の狙いは、話題性の獲得でしょうかね。つまり私的にいう「隙間車種」ではなく、「投資車種」。 実際、ニュースでかなり
発売前に何度も雑誌等でとりあげられてましたね。走ってるとかなり目立つみたいです。(まだ見たこと無いですけど)
ややマンネリ化してきた小型車マーケットにカツを入れる役割をしっかり果たすのではないでしょうか。
メーカーのWEBでは、室内を広くする為、極限までエンジンルームを小さくした工夫や、追突から後部座席を守るエアバック装備など
技術的な工夫の説明がこまか〜〜く紹介されています。もちろん、超短い全長でもしっかり広い?の特徴も思いっきりアピールしています。
従来はこういった隠されてしまう設計技術上の努力が、この車ではトヨタの高い技術力の誇示としてしっかりアピールしていますね。
やはり、この高い技術力、高いデザイン力、将来の小型車に通じる新しいマーケットの開拓、そして自動車会社としての遊び心を持てる
会社の余裕の誇示!?でしょうか。
そんな、世の中へ大きくインパクトを与えるそういった意味で目的でこの チョロQ・・ではなく I Q が発売されたのだと私は思いました。
つまり話題性でトヨタ社のネームバリューを高める為に作った車で、実際はそんなに売れない車 と私は思いました。どうですかね?
しかし、とりあえず月販目標台数2500台を大きく上回る、約8000台(トヨタ発表)を受注したようです。⇒12月販売ランキング21位! 続くかな?
それより早く実車を真近かで見てみたいです。
雑誌やテレビの紹介では大人4人乗車は結構きついようですね、公式WEBでも「3+1」と自ら言ってます。
また「マイクロ&プレミアム」としても紹介していました。    スバル R1も同じようなコンセプトでしたが鳴かず飛ばず・・・・。
スバル R1も話題性は高かった記憶があります。
いろんなマーケットを作ってきたトヨタ(真似も結構多いけど)ですが、このチョロQ、じゃなく IQは小型車界に確実に一石投じましたね。

「真似」といえば、次の「トヨタ パッソ・セッテ」 パッソを長くして3列シートにした車。 OEM元のダイハツでは「ブーン・ルミナス」で発売。
この車って、「ホンダ フリード」の対抗馬じゃない? 名前も「競って」(せって と読む)でいかにも。
発売した瞬間そう思いました。ホンダの久々のビッグヒット車(販売ランキング常時5位以内!)フリードの対抗車としか思えません。
でももしそうだとしたら、開発期間があまりのも短すぎますけどね。そこがまたトヨタのすごさかな。
また新しいコンセプトを考えましたね。「お母さん達もたまには女友達同士6、7人でランチや小旅行に1台で行きたーい。それをかなえる
ちょうどいい車」 なるほどね。ダイハツ側はちょっと違ったコンセプトですけど。  私はとてもフリードに対抗できるとは思いませんが・・・・・。
1月のランキングでどこまでフリードに食い下がれるのかが興味ありです。

そして最後は「スバル・DEX」 トヨタ bBのスバル版。なぜかダイハツからのOEMだそうです。  私、これ売れるぞ!! と思いました。
最近、このクラスの背高系小型車がだんだん大きくなり、トヨタ IST、オーリス、カローラルミオン はとうとう3ナンバーになっちゃいましたね。
小型車の使い勝手の良さはいずこに・・・・。その点、このBbファミリーは使い勝手には丁度良い大きさだと思います。
bBは、顔の個性が強すぎて、乗る人が選ばれますね。でも販売ランキング20位台で安定して売れてます。意外とユーザー層が広いのかな。
この顔は、ディズニー「トイ・ストーリー」に出てくる悪役「ザーグ」そっくり。 って思ったの私だけ?
たまに老夫婦が乗ってるのを見かけると、かなりミスマッチ(失礼)です。
ダイハツ版「COO クー」も更に好みの分かれる個性的な顔です。こちらは水族館の「マンタ」に似ていると雑誌に書いてありました。確かに似てる。
そして今度出たスバルの「DEX」の顔は、個性をややマイルドにして、より万人向けになり、私の好きなデザインとなりました。
bBは丁度良いパッケージ(大きさやスタイル全般)だけど、顔のデザインだけに抵抗を感じていたアナタ!もう買うしかないでしょう!
スバルがダイハツと提携し、トヨタの傘下となりやや寂しかったですが、やっとスバルからポスト、ジャスティ が誕生しました。
こちらも1月度の販売ランキングが楽しみです。DEXはきっと売れます!(スバルってーのが引っかかる?? 六星マークがね〜)
ちなみに後のデザインは3台とも、ほとんど同じです。

それにしてもトヨタは、車を長くしたり、短くしたり、いろいろ試しますね。最近さすがのトヨタも車が売れなくてそんな余裕が無くなってきた
はずですけど。

あと、おまけに・・・・、やはり最近発売された「日産 キューブ」ですけど、だんだんデザインが名前の意味とかけ離れてきましたねぇ。

以上。
  群馬Uによる独自の偏見も混じったコメントです。どうしても気になったもので・・・・・・。        BBSにて、ご感想お待ちしております。

      2009/1/13     群馬U