16代目クラウン 祝発表!   2022/8/13 群馬U       

先日、16代目のクラウンが発表になりましたね。
SUVになる?という噂がだいぶ前に出ていて、どんなのが出るか楽しみでした。
そして、発表になったのが、SUVというか、クロスオーバーのNewクラウン!
みなさんはどう思いましたか?? 
「うん、スゴクいいんじゃない!」「クラウンらしくないねー」
「安っぽくなった?」「興味無し。。どうでも」「がんばれクラウン!」
まー、トヨタの一番長い?歴史と世界観を持ったクルマなので、
今回の大きな転換は賛否両論、多様な意見が出て当然ですね。
群馬U⇒フロントは、カッコいい!でも少こーーしだけ安っぽくなったかな。。
カローラとカムリのカッコいい所をとった感じ。
サイドビューは、OK!いけてます。クロスオーバーということで、
車高は若干のリフトアップにとどめ、
ホイールアーチの樹脂部も少な目で違和感無し。
そして、リア。。。。いいんじゃない?これくらい斬新でいいんじゃない!
クラウンがツートン!? 今までの世界観では有り得ませんが、いいんじゃない!
ズバリ、いい線、売れるんじゃないかな。
とにかく、生き残りを掛けた意欲がひしひしと伝わります。

    
過去、ゼロクラウン、リボーンクラウン と何度も大きく生まれ変わりを行ない、他社のような
老舗セダンの終焉を免れてきたクラウン。
まして、トヨタは高級セダンのレクサスブランドもあり、
立ち位置が国内専用高級セダンというだけでは、そうとう苦戦の時代なのですね。。
この時代で旧名でも割と売れてたというのは奇跡的ではと思います。
さすがにリボーンの延長惰性の15代目で大きく販売台数を減らしたとの事。
挽回するには、今回くらいの大変革は、当然の施策と思われます。
何より、今回の大胆なイメチェンが、メディアで大々的に報じられて
かなりの宣伝になりましたね。

けっこう誤解されているようですので、補足します。
今回のクラウンは、このツートンクロスオーバーだけでなく、4系統のラインナップがあります。
スポーツ系、エステート(ステーションワゴン)系、そしてモノトーンの”セダン”もあります。
なので、中小の社長さん安心してください。(親会社の手前、BM、ベンツ、レクサスは無理?)
とりあえず、今まで通り「またクランンでいいよ」でまた安心して買えます。

試乗動画をみますと、内装、走りの中身も相当良くなっているようです。
伝統のFRからFFベースのシャシーへ変わりました。
クラウンはFR!が重要ではなく、クラウンらしい走り、乗り心地、操縦性である事が重要!
このコンセプトにより、FRにこだわらず、変革したそうです。
その結果、カムリ式2.5Lハイブリッドのほか、デュアルブーストハイブリッドが誕生しました。
デュアルブースト⇒モーターとターボでアシストするハイブリッドシステム。
アクセルをポンと踏んだときのレスポンス向上の為、ターボラグを瞬時にモーターでアシスト。
なるほどです。

”クラウン” やめるのは簡単でしょう。売れなければ切ればいい。終える。レクサスあるし。
でも、トヨタの意地、強い特別なこだわり、ファンの声に答えてる為に続けてくれた。
クルマファンとして、ホントに御礼を申し上げます。
あとは、センダが用意されてますが、高齢者ユーザーがどう受け入れてくれるかですね。

さて、大胆グリルを熟成させた先代のクラウンですが、大きく販売台数を落としたそうです。
若返りしすぎて、サスを硬めにしたため?
リアドアの後ろにも窓を設けリアガラスを寝かせ過ぎてセダンに見えなくなった?

トヨタのモデルチェンジって、惰性でやるときと、本気モードでやるときに分れますね。
当然ですが、惰性モデルチェンジは、販売台数を落とす、本気は人気を得る。
いろいろ事情があるんでしょうね。